Mac版とWindows版のEvernoteアプリが大きくアップデートされ、大きな進化を遂げた。
Evernoteといえば、ちょっとした買い物メモから、ウェブクリッピング、写真や手書きメモ、PDFやMicrosoft Officeのファイルまで、あらゆるものを記録して蓄積できる老舗のメモサービスだ。
私は10年以上このサービスを使用しているが、ここまで大規模なアップデートは初めてだと記憶している。Evernote社の公式ブログを読んでも、今回の新バージョンは、かなり気合の入った超大型アップデートであることが読み取れる。
しかし、残念ながらネット上では、新バージョンが配信された直後から「改悪」だとの声が多く上がってしまった。
本日は、10月に実施されたEvernoteの大型アップデートについて、何が「改悪」なのかを述べ、それに対する私の感想を記してみたい。
アップデートによる「改悪」点
今回のアップデートがなぜ改悪と言われるか。端的にいえば、「今まで当たり前にできていたことができなくなったから」ということに尽きる。
例えば、私が「改悪かなぁ」と思った点は以下の通りだ。
動作がもっさりするようになった
とにかく、アプリの動作が遅くなり、ノートを開くだけでも時間がかかるようになってしまった。
私が所有しているiMacはそこそこのスペックがあるので、それほど重さを感じることはなかったが、非力なMacBook 12インチモデルだと、従来のバージョンよりももっさりしていて、サクサク感はなかった。古いMacほどキツい印象である。
もちろん、Mac版だけでなく、Windows版も同様の状況だ。
重くなった原因は?
ここまで重くなった原因は、今回のEvernoteの新バージョンから採用された、「Electron」というフレームワークに起因するものと思われる。
簡単にいうと、今回のアプリから、その実体がGoogle Chromeなどと同じようなウェブブラウザになったということである。それにより、デザインと操作性はWeb版のものに統一され、プラットフォーム間の差異はほとんど無くなった。
この変更は、ユーザーにとって操作に一貫性が生まれ、使いやすくなると同時に、開発側にとってもメンテナンスが容易になり、アプリの品質向上がしやすくなるという利点がある。
一方で、実体がウェブブラウザとなることで、一般的に普通のアプリよりも動作速度やメモリ使用量の面で不利になると言われる。だから、どうしても旧バージョンのEvernoteアプリと比べると、動作速度は遅くなってしまう。これは技術的に、仕方のないことだ。
よって、アプリが重くなったという問題は、今後Evernote社がアップデートを重ねても、劇的に改善することは難しいのではないかと思われる。
キーボード操作の効率が落ちた
単純な動作速度の面だけではなく、操作性においても、旧バージョンよりも効率が落ち、操作に時間がかかるようになってしまったと感じる。
特に、今まで使えたショートカットが使えなくなっているのは痛い。おおむね、文字のスタイル変更など文章作成系のショートカットは継承されているが、フォーカスを移動する、ビューを切り替える、といったアプリ操作系のショートカットは利用できなくなっているものも多い。また、「グローバルホットキー」という、Evernoteが起動していなくても使えるショートカットは、すべて使用できなくなってしまった。
私はショートカットを多用しながらEvernoteを使っていたので、今までのショートカットが使えないのはちょっとストレスだった。
それ以外にも、例えばタグ検索の後にエンターキーで当該タグが開けないとか、右クリックのメニューが使えなくなってしまったとか、そういうちょっとした操作の差異により、今までよりも一手間増えたなぁ、と感じる部分が多々見受けられた。
アプリの速度が遅くなるのに加えて、操作までまどろっこしくなってしまうと、何とも使いにくいな、と感じてしまう。
クラシックノートリンクが外部アプリから開けない
Evernoteには、ノートリンクと呼ばれる、特定のノートに一発でジャンプできるリンクを作成することができる。
このリンクはEvernote以外のアプリでも使えるので、 便利にお使いになっていた方も多いのではないかと思う。例えば、カレンダーのメモ欄にEvernoteのリンクを記入しておけば、必要なときにカレンダーアプリから関連するノートを開く、ということが可能となる。
このノートリンクには、通常のノートリンク(URLが「https://」で始まるもの)と、クラシックノートリンク(URLが「evernote:///」で始まるもの)の2種類がある。詳しくは下記記事を見てほしい。
このうち、サクサクと便利に使えるのが、後者のクラシックノートリンクなのだが、どうやらそのリンクがEvernote以外のアプリからは開けなくなってしまっているようだ。
これは、かなり痛い。このままずっとクラシックノートリンクが使えないとなると、今までのリンクを通常のノートリンクに一つ一つ置き換える作業をしていかなければならない。
しかも、通常のノートリンクにすると、ノートを開く際に少し時間がかかるようになってしまう。これは残念だ。
ノート作成日・更新日を変更できない
Evernoteの新バージョンでは、従来可能だったノート作成日・更新日を変更できなくなった。私はこの変更機能をたまに使ってリストの並び順をいじっていたので、これができないと困ることがある。
例えば、重要なノートを常にリストのトップに表示させたいとしよう。
このような機能は公式には用意されていないが、Mac版やWindows版であれば、ノートの作成日を未来の日付にして、作成日順に並び替えることで、リストの先頭に表示することが可能だった。
しかし、新しいEvernoteでは、それができない。
ちょっと裏技的なハックではあるが、Evernoteをそれなりに使いこなしている方であれば、この変更により不便に感じる人もいるだろう。
ちなみに、タスクシュート開発者の大橋悦夫さんも、同じハックを使っているようだ。
無料ユーザーは、Web版も台数にカウント
無料ユーザーの場合、2台の端末までしかEvernoteを使用することができないというルールがある。
従来は、Web版はこのカウント対象外で、アプリを使う場合のみ、2台まで使用することができるという仕様だった。
しかし、今回の新バージョンの提供に合わせ、その方針も変更され、Web版も1台とみなすようになった。
今後は、Evernote Web でも他のプラットフォームと同じように Evernote の機能をフルにご利用いただけます。これに伴い、10 月よりベーシックプランにおける利用端末数に Evernote Web もカウントされるようになります。
引用:Evernote ベーシックへの変更について(Evernote 日本語版ブログ)
要は、「アプリ版とWeb版の違いがなくなったのだから、アプリ版と同じようにWeb版の条件を厳しくするよ」ということだ。
私はプレミアムユーザーなので関係はないのだが、無料ユーザーにとっては、改悪点の一つとなる変更だ。
そのほかの細かい変更点
そのほか、私が使っていた機能に関連する改悪ポイントを簡単にあげていく。
1行目を題名にする機能が削除
Evernoteのノートには、題名(タイトル)をつけることができる。
旧バージョンのEvernoteでは、題名をいちいち入力しなくても、1行目に入力した内容を、自動的に題名としてくれる機能があった。しかし、新バージョンでは、題名を入力しない限り、「無題」という題名がつくだけだ。しっかりタイトルを入力しなければ、「無題」と書かれたノートが大量に並ぶことになってしまう。
いちいちタイトルをつけるまでもない、ちょっとしたノートを作成する際に重宝していたので、この機能は復活してほしいなと思う。
付け加えると、ノートの題名を編集できるショートカットも使用できなくなっているので、(おそらく)いちいちマウスでタイトル部分をクリックして入力しないといけない。このあたりの操作性も合わせて改善してほしいところだ。
タグリストにドラッグしてタグを付与できなくなった
Evernoteには、ノートにタグを付与することができるが、新バージョンでは(おそらく)タグ名を入力して付与することしかできなくなっている。
以前であれば、画面左側のサイドバーにあるタグ一覧にノートをドラッグすることでも、タグを付与することができた。特にタグ名がうろ覚えのときに役立つ方法だったので、ちょっと残念だ。
(iOS版)Apple Watchアプリが削除された
今回の記事の趣旨からは外れるが、この大型アップデートに起因して、今まで提供されていたApple Watch版のEvernoteが提供されなくなってしまった。いずれは提供されるようだが、私はたまに使っていたので、大型アップデートに合わせて提供してよー、と思った。
相変わらずMac版とWindows版でショートカットが統一されない
こちらも若干趣旨から外れるが、私が旧バージョンで不満だったMac版とWindows版でのショートカットの差異が、そのまま継承されてしまっている。つまり、プラットフォーム間でショートカットがバラバラなのだ。
私はショートカットを多用する上に、Mac版もWindows版も両方を使うので、たまに混乱してしまう。
これは改悪というよりは、相変わらず改善されない、という方が正しいが、せっかく今まで積み上げてきたものを壊して、ゼロから新バージョンを立ち上げ、プラットフォーム間で操作性を統一したのだから、これを機にショートカットも統一させてほしかった。
ちなみに、AdobeのCreative Cloudも、Microsoft Officeも、Mac版とWindows版のショートカットはかなり共通化されてきている。ぜひ、Evernoteでも統一してほしいところだが、……まぁ現時点で統一されていないのなら、難しいだろうなぁ……。
今後Evernoteとどう付き合っていくか
新バージョンで使いやすくなった部分もある
ここまで、かなり酷評してしまったが、そうはいっても、新バージョンになって改善しているポイントも多い。各OSで見た目が統一されたのは悪いことではないし、これまで使いにくかったWeb版が使いやすくなったのもありがたい。
また、見出し機能は私にとって待望の機能だったし、Webクリップが独立して見やすくなったことで、そのノートに自分のコメントを付記するということがやりやすくなったのも、大きな改善ポイントだ。
旧バージョンと比べてできなくなったことも多いが、それはある意味、標準ではなくなったクラシックノートリンクを使い続けているとか、裏技的に作成日を変更してソートの用途で使うとか、ある意味で開発者が想定していない「普通じゃない使い方」であることも多い。
そういう一般的な用途から外れた部分の仕様が変更されたとしても、文句を言うことはできないだろう。(まぁ、そういうユーザーはヘビーユーザーであることが多いので、多少は意見を聞いてほしいとは思うけど。)
最大の欠点である動作の重さも、今までと比較すれば、という話であって、お話にならないレベルで使えない、というわけでもない。
……いや、まぁ重いんだけども。
基本的に私は新しいものが好きなので、これまでぐだぐだ文句を書いてはきたが、可能な限り新バージョンを積極的に使っていきたいなと思っている。
期間限定で配布されるEvernote Legacyとの併用
……とはいえ、新バージョンになって、明らかに効率が落ちてしまった改悪点があるのもまた事実で、「やっぱり旧バージョンがいい」と思うことも多い。
そんな要望が多いのか、Evernote社からは、旧バージョンのEvernoteクライアントを期間限定で配布してくれている。
お客様の状況によっては、古いバージョンの Evernote を使うことが必要だったり、望ましかったりする場合もあるかと存じます。そのため、この Evernote Legacy は、従来の機能を新しいアプリへすべて実装するまでの移行期間にのみご利用いただけます。
引用:以前のバージョンの Evernote をインストールする(Evernoteヘルプ&参考情報)
最新バージョンの Evernote(バージョン 10.0 以上)への移行期間をサポートするため、Evernote Legacy アプリは期間限定で Mac および Windows にダウンロードできます。
さしあたりは、旧バージョンである「Evernote Legacy」と、新バージョンのEvernoteを併用しながら、使っていきたいと思う。
いずれ、多くのフィードバックが集まっていく中で、新バージョンのEvernoteアプリも使いやすくなっていくことだろう。
逆に言えば、その時にはEvernote Legacyアプリが使えなくなってしまうかもしれない。それに備えて、少しずつ移行(または、我慢できないのなら他サービスの情報集め)は進めていった方がよいだろう。
(余談)それでも必要だったアップデート
ここからは、余談である。
ここまで、辛口に改悪ポイントをねちねちと書いてしまったが、それでもEvernoteにとって、これは必要なアップデートだったと思う。
そもそも、複数のプラットフォームでの使い勝手が共通になった点は、単純に喜ばしいことだ。今まで、Windowsではできていたのに、Macでは……みたいなことも多くて、ちょっとストレスがたまる部分も多かった。それに、先に述べたキーボードショートカットの件も含め、操作方法がMacとWindowsで異なるので、混乱することも多かった。
OSごとに最適化したアプリを提供していたEvernote
今までのEvernote社は、それぞれのOSごとに機能面やデザイン面で最適化したアプリを提供しており、そこがEvernoteの得意とするところだった。
例えば、iOSならiOSらしく、AndroidならAndroidらしいアプリとなるように、それぞれのOSが定めるガイドラインに従ってアプリが作成されていたように思う。今は亡きWindows Phone版のEvernoteでも、やはりWindows Phoneらしい特徴的なアプリデザインを採用していた。
Windows版は、Windowsらしいアプリデザインに、機能面でもWindowsらしく細かなところまでユーザーの好みに応じて設定を行うことができて、右クリックのメニュー項目も充実していて、効率的に操作をすることができた。
Mac版は、Macらしいアプリデザインに、カスタマイズできる項目は少ないながら、必要十分でシンプルな機能に、直感的な操作を行うことが可能だった。OS標準の検索機能であるSpotlightを使ってのノート検索にも対応していたし、タブ機能やダークモードなどのmacOSならではの機能にもしっかりと追従してきた。
私はMacもWindowsも、iOSもAndroidもいろいろ使っているので、それぞれのOSらしいアプリを提供しているEvernote社は、純粋にすごいなぁ、と思っていた。
プラットフォーム共通化が昨今の流れ
しかし、それぞれのOSごとにデザインも機能も異なるアプリを提供し続けるというのは、開発側にとっては、なかなか大変なことだ。何しろ、異なるOSの環境変化に合わせ、実質的に異なるすべてのアプリを同時並行的にメンテナンスしながら、個別に機能追加の実装をしなければならないからだ。
ユーザーのニーズが多様化して、さまざまな技術が日々生まれ、環境が大きく変革するこの業界では、それが足かせになってしまっていた部分が大きいのだと思う。
だから、今回のEvernoteのアップデートは、必要なことだったのだ。
Evernoteが登場した当時は、かなり多くの人が「Evernoteは画期的なサービスだ!」と絶賛して使っていたように思う。しかし今となっては、Notionとか、MicrosoftのOneNoteとか、Apple純正メモとか、Scrapboxとか、そういうEvernoteの競合となるようなサービスが増えてきた。
一方で、Evernoteは革新的な機能追加がまったくされずに、いつまで経っても変わらない、変化のスピードが遅い、などと言われることも多かった。特に最近は、Evernoteの改悪が続いていると言われ、「もうプレミアムはやめる」という人も増えてきたように思う。
そうした状況に加えて、Windows一強、iPhone一強という今までの時代は終わり、ウェブ技術の発達も重なって、ユーザーはWindowsとMac、あるいはiPhoneやAndroidを、その時の気分に応じて頻繁にスイッチするようになった。そうなると、もはやプラットフォーム間で操作性が大きく違うというのは、ユーザー離れを引き起こす一因にもなりうるのだと思う。
Evernote戦いはこれからだ!
私は今までの、それぞれのOSらしいアプリを提供するEvernoteの姿勢が好きだった部分もあるので、少しさみしいなと感じることもある。例えば、私はmacOSのUIデザインが好きなので、新バージョンになってサイドバーが透過されなくなったとか、フォントがヒラギノではなく各プラットフォーム共通のフォントになってしまったとか、今回のアップデートでmacOSらしさを一部で失ってしまったのは残念だと思う。
正直なところ、私は最近、Notionというサービスが気になっている。Webクリップが優秀で、Evernoteでレイアウト崩れするサイトも、わりと正確にクリップしてくれるらしい。さらに、Markdownに対応しているということらしいから、サクサクとメモを取りたい私にとっては、とてもよさそうだなと感じている。
ただ、Evernoteには10年以上に渡って蓄積された3000以上のノートがあるし、なんだかんだ言ってクラウドストレージを意識せずになんでも放り投げていける気楽さがあるのは、やっぱり唯一無二の存在だ。何より、個人的にEvernoteが好きなので、乗り換えたくないなー、という気がしている。
まぁ何が言いたいかというと、大型アップデートを乗り越え、今までの足かせが外れ、より自由に開発ができるようになった今こそ、他サービスの追随を許さないくらい飛躍的に進歩を遂げてほしいと、Evernoteを愛するユーザーとして思うのだ。
まさにEvernoteにとって、「俺たちの戦いはこれからだ!」というわけである。
多くのユーザーがEvernoteを使い続けるのか、それとも使用を「打ち切り」とするのかは、今後のアップデートにかかっている。
Evernote先生の次回アップデートに期待したい。
コメント
私は、WindowsのEvernote(有料=プレミアム)でノートは5000超を使っていますが、新バージョンはとんでもなく反応が遅いだけでなく、操作も要領を得ません。
ほぼ、速攻で、Legacyに戻しました。充分に実用的なので、機能が増える必要は感じていないといません。
複数のプラットフォームで使う人は、多くないと思うので、共通化のメリットがあるとは思えない。
今から始めると新バージョンになるのでしょうから、人には勧める訳に行きませんね。
Legacyも残して、複線化してくれれば有り難いのですが、、、
新バージョン、遅いですよねー。一方でLegacy版はサクサク動くし、操作性にも安心感があります。
ただ、やはりレガシーですからね。いずれは慣れないといけません。Evernoteを使い続けるのであれば、ですが。
哀しいことを言わないでください。
遺産を残し、そこから学ぶことによって、未来が開けるのです。(^_^)v
新バージョンがレガシーを超えるまでは、有料会員もいる訳だから、レガシーのサポートを続けるべきでしょう。こんな新バージョンで遺産を捨ててしまうと、世界の笑いものに成り下がります。(-_-;)
ところで、新バージョンで日本語入力をすると、変換にやたらと時間がかかって、やる気が萎えませんか。
確かに、そういう面はあるかもしれません。いずれにせよ、山根さんのようなプレミアムユーザーから支持を得られるようにならなければならないと思います。
さしあたり、私にできることとして、新バージョンを使ってみて気になる部分を、積極的にフィードバックしています。
早く新バージョンが使いやすくなるといいですね。
私の環境だと、そこまで極端に日本語変換に時間がかかるという印象はありません。ただ、全体的に動作が重くなったのは事実ですから、サクサク感を求めるのなら、まだまだレガシー版が必要ですね。
雑談のようなコメントにお付き合いいただいて,有り難うございます。
Legacyに戻す。もしくはアップデートしないという選択で,満足しております。
ところで,正面からLegacyと名打って「Back to the Future」の手段を提供しているということは,かなりのデメリットを感じさせるという認識(自覚)はあるのでしょうね。少なくとも,そのことは評価します。(^_^)/~
こちらこそ、記事にコメントいただきありがとうございます。
お互いプレミアムユーザーとして、Evernoteの今後を見守っていきましょう!
まさに私の思いを代弁していただいています。
Windows版でPremiumユーザーですが、新バージョンを時々起動しつつ、その都度並行してインストールしているLegacyに戻ってしまいます。
重さもそうなのですが、一番気になるのは画面全体の見通しというか垢ぬけない雰囲気というか、耐えられないんです。単純に言ってしまうとフォントサイズ、行間などが間延びした感じなんです。設定画面が存在しないので、そもそもそんな調整などできる雰囲気でもないですし。
もひとつ、ウインドウサイズや位置を記憶してくれないのも耐えられません。Evernoteは画面の左側半分に広げて使う環境に慣れているのに、新バージョンは起動しなおすとお構いなしに画面の中央にデーンと出現します。
notionも徐々に使い始めていますが、単純なノートとしてはやはりEvernoteに頑張ってもらいたい。
コメントありがとうございます。フォントサイズや行間、違和感ありますよね。わかります。
結局、英語環境でのフォントサイズが基準になってしまっているため、日本語フォントだと違和感を感じるのだと思います。
気になる点はフィードバックしていきながら、よりよくなるよう期待したいと思います。