記録的大ヒットとなったアニメーション映画「君の名は。」について、DVDやBlu-rayの予約がついに開始しました。発売日は7月26日、とても楽しみです。
いくつかエディションがあるようで、買うならどれがいいかな、せっかくなら特典付きがいいかな、と迷ってしまいますね。
さて、私は今年の大型連休(ゴールデンウィーク)を利用して、「君の名は。」の舞台となった飛騨高山と、池袋PARCOの「君の名は。カフェ」に行ってきました。
何枚か写真を撮ってきましたので、それをご紹介します。特別何かのお役に立てる記事ではありませんので、興味がある方のみどうぞ!
飛騨高山周辺へ
それでは、まずは飛騨高山で撮った写真をいくつか載せていきます。ちなみに場所は、以下の「君の名は。飛騨編 舞台探訪(聖地巡礼)マップ」を参考にしました。これを作ってくださった方、ありがとうございます。
飛騨古川駅
映画では、主人公の瀧くんたちが、名古屋駅からここ飛騨古川駅へと電車で移動しています。いわゆる「聖地巡礼ガチ勢」だと、瀧くんと同じように名古屋から電車で移動するらしいのですが、私はそこまでのガチ勢では無かったので、車で移動です。
飛騨古川駅についたのは朝でした。さすがに公開から時間が経っているし、そんなに人はいないかなと思いましたが、そんなことはありませんでした。他にも舞台探訪をしていると思われる観光客が何組かいて、さすが人気映画だと思いましたねー。
ちなみに、上記の写真は改札内ではなく、近くの陸橋から撮ることができます。
それから、聞き込みのシーンであったタクシー乗り場も、ここ飛騨古川駅です。
見た瞬間、「あーこんなシーンあったなー」と思い出せるくらい、けっこう似ていますね。ちなみに、瀧くんが聞き込みをした黄色いタクシーは、近くには見当たりませんでした。
駅舎の中には、飛騨牛のマスコットキャラクター、「ひだくろ」がいます。奥寺先輩がキャーキャー言っていたあのシーンに出てくるキャラクターです。
映画には、キャラクターの左側に売店らしきものが確認できますが、実際にはありません。
せっかくなので、入場券を買って駅構内に入ってみました。こういう方が多いのか、定員さんも慣れたように「ゆっくりしていってねー。」と声がけしていたのが印象的でした。
気多若宮神社
ここは瀧くんが糸守町の聞き込みをしているシーンのモデルだとか、映画で出てくる架空の神社、宮水神社のモデルとも言われています。この辺は、聞き込みしている階段に似ているように見えます。ここでも、途中何組か、聖地巡礼中と思われる観光客に出会いました。
そして、鳥居。宮水神社の鳥居は赤色ですが、それ以外の部分は似ているように見えるような、でもそうでもないような……。公式にモデルが発表されているわけではないので、詳しくは分からないのです。
ちなみに、ここで行われるお祭りは、ユネスコ世界無形文化遺産に登録されているそうです。君の名は。の舞台ではなくても、有名なところだったんですね。
飛騨山王宮日枝神社
もう一つ、宮水神社のモデルと言われているのがここ、飛騨山王宮日枝神社です。確かに鳥居が赤色であるところはまさにそれっぽい感じなのですが、形は違います。あんまり「あ、これ映画で見たことある!」感がないからか、聖地巡礼と思われる観光客はいませんでした。
ただ、この辺、三葉が「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!」と叫んだ場所っぽい感じがしますが、どうなんでしょう。
まぁ、いずれにせよ、木々がいっぱいあって、パワースポット感はひしひしと感じました。せっかく来たので、お参りして帰りました。
飛騨市図書館
ここは、瀧くんが隕石の被害について調べた図書館のモデルです。たしかに建物の形はよく似ています。窓の数など、完全に同じというわけではありませんが。
映画だと、図書館名がでかでかと建物の壁に書かれていたのですが、飛騨市図書館の建物にはそのような文字はありません。
ちなみに、図書館の中については、カウンターで許可を取れば写真撮影もOKです。理解がある図書館で嬉しいですね。本棚の一角には、君の名は。のコーナーがあり、下記のような「聖地巡礼者の皆様へ」という掲示や、ファンブックなどの関連書籍が置かれていました。
それから、3人が調べていた机も撮影しました。
とにかく、この図書館はとてもきれいでした。こんな図書館があったら、毎週通いたいなー、と思います。私の地元は、普通の図書館なので、とてもうらやましいですね。
人が映り込んでしまうので撮影できませんでしたが、閲覧机も階段もメディアコーナーも、いろいろときれいで素敵な感じでした。
バス停
ここは見た瞬間、「あそこだ!」ってわかりますね。飛騨古川駅からは少々離れた場所にあります。車で行くなら問題ありませんが、電車で来られた方だと、少し大変かも。
中には、このようなノートを模した掲示が。市役所の観光課がこうして掲示してくれるというのは、なんだか嬉しいですね。「車に気をつけて撮影してね☆」とありますが、上記の写真も車道から撮らないと撮影できません。もし、これから行かれる方がいらっしゃいましたら、撮影にはご注意いただければと思います。
これ以外にも、聖地巡礼メッセージノートが置かれていました。やたらクオリティの高いイラストや、映画の筆跡にかなり似ている「お前は誰だ?」の文字があったりして、見ているだけでも楽しかったです。
(番外編)高山ラーメン
劇中に瀧くんたち3人が食べた「高山ラーメン」のお店は、特別モデルとなったところは特定されていないようです。
ということで、高山ラーメンの中ではそこそこ有名な「麺屋しらかわ」に行ってきました。さすがに連休中ということもあって、すごい行列でした。1時間くらいは並んだでしょうか。
ちなみにラーメンがこちら。Wikipediaを見ると、「高山ラーメンは、スープとタレを一緒に混ぜて煮込むのが特徴」とのことです。
ここのラーメンは、しょうゆ感があって、なかなかおいしいラーメンでした。ただ、私は激辛系か豚骨系のようなこってりした太麺のラーメンが好みなので、正直物足りない感はありました。さすがに一時間も並んでいたので、ハードルがどんどん上がってしまっていた、というのもあるかもしれません。笑
まぁ、高山ラーメンは中華そばですからね。ここにこってりを求めるのはお門違いというものです。
以上で、飛騨高山編は終了です。他にも観光しましたが、まぁ「君の名は。」とは関係ないので、省略です。
池袋PARCOへ
さて、ここからは池袋。池袋のPARCOでは、期間限定で「君の名は。カフェ」が開かれているんですよね。
もともと今年の1月から1か月間開催されていたカフェで、最大11時間待ちになるほど人気があったそうです。それがまた、期間限定で復活、というわけですね。
連休中という混雑が予想される時期でしたが、15分程度で入ることができました。思ったよりは混雑していませんでした。
君の名は。カフェの魅力は、以下の記事が詳しくて面白いです。
上記記事にもあるように、とにかくメニューが魅力的なんですよね。いろいろ頼みたいものはありましたが、今回はドリンクだけ頼みました。
席に着くと、紙製のランチョンマットが置かれています。まぁ、ランチョンマットというか、ふつうにポスターみたいな感じでしたが。
ちなみに、絵柄はこんな感じ。
このランチョンマットは持ち帰りOKです。店員さんが気を利かせて輪ゴムをくれました。
他人が写ってしまうので写真を撮れなかったのですが、映画の映像がモニターに映し出されていたり、BGMに君の名は。のサントラが流れていたりして、映画ファンであってもなくても、その場にいるだけで楽しめました。
さて、頼んだメニューは、今回からの新メニュー「瀧と三葉からのメッセージICEラテ」と、見た目がカラフルでおいしそうな「星が降った日の夜空ソーダ」の2つです。
特にICEラテは感動ですよ。カタワレ時の雲をイメージしたという綿菓子にミルクをかけると、溶けた雲からチョコレートでできたプレートが出てきます。そこに瀧くんと三葉のメッセージが書かれている、というものです。メッセージはネタバレしませんが、Twitterなどで検索すると、私とは違うパターンのメッセージもあるようなので、もしかしたら何パターンかあるのかもしれません。
それにしても、このミルクをかけた瞬間に雲が溶ける、というのはちょっと感動しました。動画を撮っておけばよかった……。こんなにきれいにふわーっと溶けるんだなー、と。こういうところを撮らないあたりに、ブログ初心者感がにじみ出ますね笑
まとめ
今回の旅行は「君の名は。」目的だけではなかったので、「聖地巡礼ガチ勢」の方のブログと比べると、かなり見劣りすると思います……笑
でも、楽しかったですね。飛騨高山といえば、「君の名は。」の聖地でなくても観光地として有名ですし、池袋の「君の名は。カフェ」は期間限定(5月24日まで)ですから、一度は行っておく価値はあると思います。
あ、でも、今から聖地巡礼をするなら、7月に発売されるDVDまたはBlu-rayを見てから行く方がいいかもしれませんね。実際の映画の作図と見比べながらだと、もっと面白いと思います。
映画公開からそろそろ1年経ちますが、まだまだ「君の名は。」ブームは終わりませんね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
コメント