社会人はStudyplusを使って仲間から刺激を受けよう

勉強する仲間のイラスト 勉強
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最近は、本当に少しずつではありますが、勉強をしています。とにかく私は三日坊主で、なかなか決めたことを続けられないダメな性格なのですが、三日坊主の私だからこそ、勉強を続けていくためのハックをいろいろ試したいと考えています。

社会人だからこそ、「勉強」をしようと思った
社会人が「勉強」をするメリットは多いです。単純に「何か新しいことを学ぶ」ということ以上に、自分の仕事や人生を見つめ直すきっかけにもなります。

 

さて、そんなハックの一環として最近始めてみたのが、学習管理SNSである「Studyplus」です。

学習総合サイト Studyplus(スタディプラス)
Studyplus(スタディプラス)は学習する人が集まる総合プラットフォームです。あなたもStudyplusを使って学習内容を可視化しませんか?学習管理の他にも勉強に役立つ情報が満載です。

本日は、Studyplusをはじめたきっかけと、その登録方法についてご紹介します。

 

なぜ、勉強にSNSを使うのか

学生と社会人の違い

教室の写真

「学生と社会人の違いは?」という質問を、いろいろなところで聞きます。

これは、高校や大学のキャリア教育や入社後の研修等はもちろん、就職指南本にも、必ずと言っていいほど触れられている定番の話題です。そうでなくても、社会人になれば、「学生のころは○○だったけど、今は……」と、嫌でも学生時代との違いをいろいろなシーンで感じていることでしょう。

「お金を払う立場から稼ぐ立場に変わる」とか、「責任が増える」とか、「会社・社会への貢献が目的になる」とか、答えは人それぞれ無限にあります。どれも、「確かにそうだよなー」と思います。

 

では、勉強に焦点を当てたとき、学生と社会人の違いは何でしょうか

これもまた、勉強する内容、勉強できる時間、勉強する目的など、違いは多々ありますが、意外と大きいと思っているのが、「一緒に勉強できる仲間がいるかどうか」だと思います。

学生時代は、一緒に勉強する仲間がいる

勉強する仲間のイラスト

学生時代は、受験という同じ目標があり、同じ授業の中で同じ進度で勉強をしていきます。だから、友人と比べながら頑張る、ということができます。

学生あるあるとして、「ぜんぜん勉強していないと言いつつ、実は陰でこっそり努力している」みたいなパターンがありますが、同じ定期テストを受けるわけですから、その結果はすぐに点数として現れます。その友人がいい点数を取れば、「あいつ勉強していないと言いつつやってるじゃん! 自分も頑張らなきゃ!」と思いますね。

または、同じ志望校の友だちから「今日は早起きして勉強したよ」みたいな話を聞いたら、「自分も頑張らなきゃ!」と思うことでしょう。

もちろん、他人と比べて競争するだけではなく、同じ目標を持つ友だちと一緒に頑張る、ということも学生の利点ですね。一緒に図書館で勉強すると、一人で勉強するより長時間集中して勉強できた、という経験を持つ方もいらっしゃるでしょうし、友人が勉強する姿から刺激を受ける、ということもあるかもしれません。

 

このように、学生は勉強する仲間がまわりにたくさんいる、という利点があります。個人的に「勉強は一人でするもの」と思っているところがあるため、仲間がいることが必ずしもプラスに働くとは思わない部分もありますが、それでも、勉強する習慣がない人ほど、仲間がいることは大きな利点だな、と思います。

社会人は、基本的には一人で勉強する

一人で勉強をするイラスト

しかし、社会人となると、そうはいきません。業務に直結する資格があったり、会社の中で資格取得を奨励するような制度があればまた状況は違うでしょうが、そうでなければ、会社の中で勉強仲間をつくるのは難しいでしょう。学校とは違って、会社は勉強をする目的で集うわけではないですから。

そのため、社会人になってから勉強仲間をつくるには、基本的には会社の外に求めることになると思います。

 

一番確実なのは、資格取得のためのスクールに入ることでしょう。そこには、同じ目標をもつ勉強仲間がたくさんいます。わざわざ社会人になってまでスクールに入る人は、それだけモチベーションも高いでしょうし、受ける刺激も多々あることでしょう。

ただ、スクールの一番の欠点は、かなりの金銭的投資が必要であるということです。自分への投資なので、決して無駄な支出ではありませんが、なかなか敷居が高いですよね。

Studyplusは、他人の勉強記録を眺められるSNS

Studyplusの画像

そこで登場するのが、学習管理SNSである「Studyplus」です。学生時代の友人や、スクール仲間などの実際のつながりと比べると、かなり緩いつながりではありますが、同じ目標を持つ勉強仲間と簡単につながることができます

FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSを使うのも効果的ですが、Studyplusは勉強に特化したSNSなので、勉強時間をグラフ化したり、同じ目標も持つ人同士でつながるための方法が用意されていたりと、勉強を続けるための工夫が随所にあります。

興味がある方は、まずは試してみるとよいでしょう。

 

まずはStudyplusに登録しよう

Studyplusは、iOSとAndroid用にアプリが用意されています。App Storeや、Google Playの検索画面から「Studyplus」と検索してインストールしましょう。

価格: 無料(記事公開時)

または、以下の公式サイトにも両デバイスへのリンクが貼られていますので、ご覧ください。

学習総合サイト Studyplus(スタディプラス)
Studyplus(スタディプラス)は学習する人が集まる総合プラットフォームです。あなたもStudyplusを使って学習内容を可視化しませんか?学習管理の他にも勉強に役立つ情報が満載です。

 

インストールして起動すると、アプリの説明画面が表示されます。

Studyplusの画像

その後、アカウント作成画面が表示されます。

当然SNSですから、最初にアカウントの登録が必要なわけですね。TwitterやLINE、Facebookのアカウントがあればそれを使うこともできますし、単純に「はじめる」ボタンを押せば、ニックネームと職業を登録するだけで使用することもできます。

Studyplusの登録画面

 

いちいちメールアドレスやパスワードを登録しなくても始められるので、簡単ですね。1

 

ほかの人の勉強記録を見る

タイムラインの画像

Studyplusには、「タイムライン」という、ほかのStudyplusユーザーが記録した勉強記録を見られる機能があります。そのタイムラインは、以下の3種類の記録を見ることができます。

  • Studyplusに登録している人全員の記録
  • 友だち登録をしたユーザーの記録
  • 同じ目標を持つユーザーの記録

どれも他人の勉強記録を見られるという点では変わりませんが、特に私がいいなと思うのが、同じ目標を持つユーザーの記録を見られることです。まさに、学生時代の勉強仲間や、社会人の資格スクールの仲間と同じように、同じ目標を持つ人からの刺激を受けることができます。

達成目標を登録しよう

そのためには、まず自分が達成したい目標を設定しなければなりません。「その他」タブから、「目標設定」を選択します。

達成目標の設定1

「達成目標設定」が表示されますので、画面の指示に従って、目標を選択します。いくつかのカテゴリーに分かれていますので、自分の目標を探して設定しましょう。

社会人であれば、一般的には資格試験を選ぶことになると思います。かなり幅広く登録されているようですので、マイナーな資格試験でない限りは、自分の目標を見つけられるのではないでしょうか。

資格試験以外にも、何かのスキルや興味がある分野などを目標として選ぶことも可能です。

達成目標の設定2

ちなみに、目標は複数登録しておくこともできます。「資格試験」と「PCに関するスキルアップ」など、自分の達成目標が複数あれば、すべてを登録しておくとよいでしょう。

同じ達成目標を持つ人の勉強記録を眺めてみよう

目標を登録できたら、さっそく下部の「タイムライン」タブを開いてみましょう。自分が登録した目標を選択すれば、同じ目標を持つユーザーの勉強記録を見ることができます。

タイムラインの画像

例えば勉強のやる気がしないときでも、このタイムラインを眺めると、「他の人がこんなに頑張って勉強している! 自分も頑張らなきゃ!」と、刺激をもらうことができますね!

ちなみに、ここから「いいね!」ボタンを押してほかのユーザーを応援することもできます。「いいね!」された側はそれだけでも嬉しいので、何人か応援してみましょう。Facebookと違い、Studyplusは「いいね!」するのもされるのも、わりと自由な印象です。知らない人から「いいね!」されることが多いため、自分からもどんどん「いいね!」をしましょう。

 

勉強記録をつける

他人の勉強記録を見るだけでもいいですが、せっかくなら自分も勉強記録をつけていきましょう。自分の勉強記録に「いいね!」がつくのは、それだけでも嬉しいものです。

 

勉強記録をつけるには、まずは教材を登録するところから始めます。

教材を登録する

画面下部の「記録する」タブを開くと、最初は「教材を登録する」というボタンが表示されます。

教材の登録画面

一番手っ取り早い登録方法は、自分が持っている教材(参考書や問題集など)のバーコードを読み取ってしまうことです。自動的に教材のサムネイルと教材名が登録されます。

登録時には、自分独自のカテゴリ分けができるので、教科であったり試験であったりで分類するとわかりやすいでしょう。

書籍以外の教材でも、一部アプリは「Studyplus連携アプリ」として登録されています。特に英語系教材は多めに登録されているため、探してみてください。

 

それでも見つからない場合は、「独自教材を登録」をタップします。この場合は、自分でサムネイルなどを登録しなければなりませんが、自分独自の記録(例えば、「読書」「新聞のコラムの要約」「ボールペン字の練習」)などもつけることができるので、よりStudyplusをいろいろな用途に活用することもできるでしょう。

勉強記録をつける

教材を登録したら、画面下部の「記録する」タブを開きます。登録した教材がカテゴリごとに表示されますので、勉強したい教材をタップします。

勉強の記録画面1

Studyplusでは、何の教材を、どのくらいの時間、どれだけの分量勉強したのかを、コメントと共に投稿することができます。

どこまで細かく投稿するかは自由ですが、最低限、勉強時間については必ず記録するようにしましょう。今回は詳しく紹介しませんが、Studyplusには、自分の勉強時間をグラフで表す機能があり、勉強時間を見える化することができるためです。

勉強の記録画面2

勉強時間は手動で入力することもできますが、時間を計るためにストップウォッチやタイマー機能も搭載されています。ぜひ活用していきましょう。

 

さて、無事に投稿が完了すると、タイムライン上に自分の勉強時間が表示されます。

自分の勉強記録がタイムラインに投稿される

個人的には、画面下部の「Good Job! やったね!」という表示が地味に嬉しくて、勉強の達成感がより高まります。そしてこのタイムライン上で、何人かに「いいね!」ボタンを押すのが自分の勉強後のスタイルです。

 

まとめ

Studyplusには、まだまだ機能はたくさんありますが、最低限の部分のみをご紹介しました。友だちとつながったり、勉強記録を見たりなど、Studyplusがもつ魅力はたくさんありますが、まずは他人から刺激を受けつつ、しっかりと勉強をすることが何よりも肝要です。

友だち申請をしたり、誰かとコメントでやりとりしたりするのは、勉強の習慣がついてからでも十分です。

 

とにかく、学習管理SNSを使った結果、そこにハマって肝心の勉強をする時間が無くなってしまう、ということが無いように気をつけなければなりません。あくまで勉強をするためのツールの一つですから、そのツールに使われることがないようにしましょう。

しばらく使ってみて、有用だと思う機能があれば、またご紹介したいと思います。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

脚注

  1. ただし、のちのち機種変更などを行うときには、SNSと連携するか、メールアドレスやパスワードの登録が必要。

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