最近はほとんどブログを更新していなかったが、この辺でブログの更新を再開してみたいな、と唐突に思った。
そもそも、なぜブログを更新しなくなったのかといえば、「たとえ更新頻度は低くとも、それなりに質の高い記事を」という思いが自分の中にあったからだと思う。
最初は頑張って2日に1回程度の頻度で更新していたものの、だんだんネタが尽きてきて、あまり中身のない記事を更新するようになりつつあった。そういう中で、多少更新頻度は低くとも、しっかりと読者に役立つコンテンツを提供した方がよいのではないか、と思ったのだ。
ブログ熱が高いうちはそれでもよかったけど、ここ最近は、そのハードルの高さから、ブログの更新がおっくうになってしまっていた。
「これを書きたい!」と思いつく。
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章立てを決め始めると、思っていたよりも長くなり、完成まで時間がかかりそうだと気付く。
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その上、さらに質の高い説明画像を用意する手間を考えると、記事の公開が面倒になる。
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更新先送りへ。
……こんな感じで、ずるずると更新をしない日々が続いてしまったのだ。
自分は何のためにブログを始めたのだろう
ところで、私は毎日Macで日記をつけている。
一時期中断した時期はあったし、サボッてまとめて記入することはあるものの、しばらく続いている日課のひとつだ。
日記を書いていると、やっぱり、文章を書くのは楽しいな、と思う。
思い返せば、そもそもブログを書きたいと思ったのも、文章を書くのが楽しかったからだ。
そこにプラスアルファで、「誰かが自分の文章を読んでくれるかもしれない」とか、「ツイッターで記事を拡散してくれる人が現れるかもしれない」とか、「お小遣い程度の広告収入が生まれるかもしれない」とか、そんな承認欲求やら不純な動機やらも加わって、ブログを開設した。
ブログの書き方に関するサイトやら書籍やらを読むと、アクセス数を稼ぐためにはジャンルを絞り込んだ方がいいと書かれていたので、このサイトでも、「Apple」とか「ライフハック」とか、そういう系統にジャンルを絞ってノウハウ系の記事を多く書いてきた。
それがそこそこヒットして、自分が思っていたよりもアクセスが増えた。そうなると、「もっと読者のためになる記事を書いて、アクセスを増やしたいな!!」と、思いがエスカレートしていく。
すると、せっかく書き始めた記事も、「こんな記事では何も役立たない! アクセスが増えない!」と焦って、執筆できない状況が続いてしまったのだ。
これが、自分がブログ更新をしなくなってしまった原因だ。
単純にブログを書くことを楽しもう
今までのように、誰かの役に立つことを願って書く記事もいいけど、もっと気楽に何でも書けるような、背伸びをしなくてもいいような、そんな環境を作りたい。気軽に続けられている日記のように、ブログについても、もうちょっと肩の力を抜いて、ゆるく更新していければいいな、と思った。
……そんなわけで、新しく「小林の日記」というカテゴリーを新設してみた。「これは読者のための役立つコンテンツではなく、あくまで小林個人のための日記ですよ。」みたいな意味合いだ。
もちろんインターネットを通じて全世界に公開する以上、完全にプライペートなものではないし、読んでくれる人がひとりでもいるならとてもうれしいけれど、このカテゴリーに関しては(というか、しばらくは他のカテゴリーに関しても)、あんまりアクセス数とかを気にしないようにしたい。
ブログを書き始めた当初の「文章を書くのは楽しい」という気持ちを思い出して、久しぶりに更新を再開しつつ、このブログの在り方を試行錯誤していきたいと思う。
これが続くのか、それとも三日坊主で終わってしまうのかは、まだわからないけど。
これからもよろしくお願いいたします。
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